目次
この記事を読むことで
・休校から帰国までの流れを知ることができます。
・フィリピン政府の対応の早さがわかります。
・外国にいる時の、危機管理能力の重要さがわかると思います。

本当にドラマのような1週間でした。
一時は帰国できないかと思いました。。。
外国にいるということは、予想できないことがたくさんです!
私の経験が、今後誰かのお役に立てれば幸いです!

本来の留学期間は、1/20-4/17 の合計13週間でしたが、コロナにより3/19に早期帰国しました。
TESDA(フィリピン共和国の労働雇用技術教育技能教育庁)からの休校通達から帰国までの怒涛の1週間の現地の様子を振り返って行きます。
怒涛の1週間 一覧表!
3/13 | TESDAからの突然の2週間(3/16-3/27)休校通達 |
3/14 | 語学学校・TESDAからの連絡はなし |
3/15 | 学校からの連絡を待たず帰国を決意 |
3/16 | 語学学校からの正式な休校連絡・今後の対応連絡 |
3/17 | 突然マクタン空港が20日以降の運行停止発表 |
3/18 | 明日の飛行機が飛ぶまで落ち着けない1日 |
3/19 | 早朝の便で無事日本へ帰国 |

博士
TESDAの休校通達から、マクタン空港閉鎖まで5日かいなっ!?

数時間単位で状況が変わるから大変な1週間でしたよ。。。
一時は、マクタン空港が再開する一ヶ月以上先まで帰国できないかもしれない状況になり、現地では不安を抱えた日々でした。

ここからは、各日にちの詳細を書いていきます。
3/13(金)TESDAからの突然の2週間(3/16-3/27)休校通達
いつも通り終わった金曜日の放課後、語学学校からの連絡用LINEから通知が。。。

スタッフ
【重要 2週間の休校決定について】
&&%%$^*&*^$%$$*^*%。。。。

ん?休校?!!?!?

突然この連絡を見たときは思考が停止しました。
その後、記述された文章を何回読んだことか。。。

とても辛い連絡でした。。。
私の場合、この連絡をもらった時点で残り5週間の留学期間がありましたが、2週間の休校が終われば、残りの3 週間は授業が受けられることになります。
私の場合は、休校を乗り越えれば3週間ありますが、今週入学した短期留学者(2週間)の方は、1週間しか授業を受けられず留学を終えることになります。
※現時点での学校・政府からの外出制限はありませんでした。
3/14(土曜)語学学校・TESDAからの連絡はなし

悪魔の連絡から一夜が明け、当時の留学生の雰囲気をお伝えします。

あー、これから2週間どうしようかな〜。
ずっと自習もつまんないから、どこか行こうかな〜。

2週間の休校が終わったら、残り1週間しか授業がないのよね。
せっかく来たのに2週間どうしよう。。。
この時は、数日後にマクタン空港が閉鎖されるなんて、誰も予想していませんでした。
私も含めて、ほとんどの留学生は、休校の2週間をどう乗り切るかを考える1日でした。
3/15(日曜)学校からの連絡を待たず帰国を決意
私は、昨日から現地の情報をTwitterで、四六時中調べていました。
この時点で、フィリピンの首都であるマニラで、徐々にCOVID-19感染者が増えていまた。
フィリピンのテレビ番組(CNN Philippines)→ ttps://twitter.com/cnnphilippines

そして、同日のお昼過ぎに、語学学校やTESDAの連絡を待たずに最悪の事態を考えて帰国する事を決意して、航空券を購入しました。
理由としては、リサーチをする度に、マニラでの外出制限が時間単位で厳しくなったり、感染者が増え続けていることから、現在滞在するセブ島も、時間の問題だと判断しました。
・治安の悪化の可能性
→外出制限が厳しくなると現地民の仕事の時間が少なくなる。
つまり、お金を稼ぐことが出来なくなり、治安が悪くなる可能性。
・飛行機が欠航の可能性
→この時、他国では空港が閉鎖している国もあり、フィリピンも時間の問題の可能性。
・高騰した航空券の争奪戦の可能性
→今後の、語学学校やTESDAの対応で帰国者が大量に出る可能性。

ICHIROは、この2週間どうするのー?

最悪の事態を考えて、帰国することにしたよー!
どうするの?

そんなんだね!
私は、語学学校からの連絡次第で考えつもりよ。
この時点では、ほとんどの方は、語学学校からの連絡次第で、残留するか帰国するかを決まると言う方がほとんどでした。

ちなみに、15日のお昼過ぎの時点で購入した19日直行便 4万円でした。
既に16日・17日 のLCC航空券は売り切れ。
残るは、ANAの直行便 7万のみでした。
3/16(月曜)語学学校からの正式な休校連絡・今後の対応連絡

午前中にきた連絡でTESDAの誤認識が発覚の恐れがあり!
なんと!再開の可能性があるとの事でした!!!
しかし、束の間の喜びで終わります。笑
そして、18:40分。
語学学校から、今後の方針についての連絡が来ました。

な、なんと。。。
3日前は、2週間の休校措置だったのが、約1月に延長されました。。。
今朝の連絡では、TESDAの誤認の恐れがあり、17日から授業再開できる可能性がある。と言っていたのに期待して損でした。。。

そして、、、。
前述予想した、航空券争奪戦が繰り広げられることになったのは、言うまでもありません。。。

私の希望は、【帰国する方で、1年以内の再入学を希望する場合】です。
休校措置に基づいて、私の状況を当てはめると、本来3/16〜4/17まで滞在できたので、残り5週間の再入学が認められる or 返金を受けられることになります。
しかし、翌日の連絡で選択肢が一つになります。
結論を言うと、再留学しなければ、残りの留学期間は泣き寝入りです。
語学学校の返金規定で、私の場合返金を希望することが出来ず、再入学をするしかない状況になりました。
ざっくり説明すると、留学期間が既に半分終了している人には、返金対応はできないというものです。
※留学期間が半分以上残っている方は、返金できることになりますね。
しかし、代理人を介している方は、代理人会社の返金規定があるので、代理人会社によって対応が変わるとのことです。
語学学校の返金規定に基づいた対応なのでしょうがないですね。
そして、この夜セブシティの20時以降の外出制限が発令されました。
→今朝の連絡では22時以降の外出制限が、その日の夕方には20時に変更です。

私が、15日(日曜)昼過ぎに購入した航空券は、関空への
直行便 4万円でした。
語学学校からの連絡後、ほとんどの人が日本にいる家族に連絡したり、航空券を探し回っていました。

下の添付画像をご覧ください。
私が帰国する同じ19日の航空券が。。。
片道の金額が約40万円。
しかも。。。
よく見てください、直行便ではなく経由便(シンガポール)ですよ。。。
しかし、この金額でも完売です。

なんとか、比較的安い航空券を買えた人もいましたが、買えない人もいました。
当時の3月半ばは、大学生が多い時期でした。
なので、4月から新社会人・転職者になる方々は、絶望的な状態となってしまいました。

航空券を購入でき一安心と思いきや、翌日更なる問題が発生しました。
3/17(火曜) 突然マクタン空港が20日以降の運行停止発表

すごくないですか?このスピード感。笑
いきなり、3日後に閉鎖ですよ。。。
昨日の段階で、 20日以降の航空券を購入して安心していたら、 20日から空港が閉鎖されてしまうんですよ。
昨日の段階で、20日以降に航空券を購入していた方は、空港閉鎖により、強制キャンセル扱いです。一晩で、天国から地獄状態です。
私が、購入した19日の航空券が1日ズレていたらドン底でした。。。
20日の航空券の方が、数千円だけ19日の航空券よりも安かったですが、ケチらなくて本当によかったです。
3/18 (水曜) 明日の飛行機が飛ぶまで落ち着けない1日

いよいよ明日が帰国日となりました。
しかし、無事に飛行機に乗るまで安心できませんでした。。。

航空券も買っているのに、何が不安だったのー?

今日(18日)の飛行機で帰る予定の方がいたんだけど、昨日の夜に、航空会社からキャンセルの連絡がきた人がいるんだよ。。。

えっ!?
航空券買ってるし、まだ空港も動いているのに!?

うん。。。
確かな情報かは、わからないけど、ダブルブッキングかもしれないらしい。。。
でも、キャンセルされたのは事実らしい。。。
こんな話を聞いたら、日本に帰れるまで安心できないですよね。笑
無事に帰国するのを祈るばかりで、勉強どころではなかったです。。。
早朝の学校からの連絡での連絡が来ました。
フィリピン留学協会・日本人会などいくつかの団体が、特別チャーター機の要請をフィリピン政府に行うとの連絡でした。
この時点でのフライトは確定ではなく、あくまで申請段階。
同日の昼過ぎ、フィリピン航空の動きがあり、延長便 1,000ドル(日本円約11万)払ってくれたら運行する等位連絡が来たようです。
その後、運行が決まり、追加便は、5分で定員に達したようです。
それから、チャーター便が数日間運行され、ほとんどの留学生は無事に帰国することができたようです。
3/19 (木曜) 早朝の便で日本へ無事帰国

無事に帰国できてなりよりです。
現時点(6/10)で語学学校も、再開の目処が立っていません。
1 月 マニラ タール火山噴火による飛行機の変更
3月 COVID-19による学校休校
初めての、フィリピン・語学留学で終始アクシデントばかりでしたが、情勢が落ち着いたら、また再入学したいです。
突然の休校から始まり、マンツーマン・グループレッスンの先生に会うこともなく、帰国することになりました。 3月は、日本では卒業式が縮小化・未開催になった教育機関がたくさんありました。
それと同じように、私も辛い気持ちになりました。
そして、大変な目には会いましたが、私自身、フィリピン セブ島が大好きです。それだけ、魅力が詰まった素敵な場所です。
今後も、再入学など決まれば記事にしたいと思います。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました!