こんにちは。
奨学生 貧乏ICHIROです。
簡単な自己紹介させてもらいます。
25歳までに鍼灸師・柔道整復師・JSPO-ATと、3つの資格を取得しました。
27歳の現在、3つの資格を取得したことを、後悔しています。
なぜなら、資格取得と同時に、960万の借金を背負うことになったからです。
読者の方が、【後悔】しない治療家人生を歩んで欲しいという気持ちを込め書きました。

過去の「【後悔】資格貧乏。こんなに資格とるんじゃなかった。。。 」を↓に貼っておきます。まだの方は、そちらもどうぞ。
https://www.ichirolife.com/category/%e6%b2%bb%e7%99%82%e5%ae%b6/
声を大にして言いたいことがあります。
今から書く内容は、誰も教えてくれないと思います。
でも、私は読者のあなたに伝えたい。
私のような、奨学金貧乏というレッテルを張らない人生にするために。
この記事の内容を、しっかりできるかどうかで、奨学金に対する認識が変わるはずです。
奨学金を借りてから、「知らなかった・誰も教えてくれなかった」というのは、ただの責任逃れであり、己の勉強不足です。(私のこと 笑)
読者のあなたに「知らなかった・誰も教えてくれなかった」とは言わせません。
この記事を一回読んで、わからなければ、何回も何回も理解するまで、読んでください。身の回りで、奨学金を借りようとしている人がいれば、ぜひ教えてあげてください。
この記事で、誰かではなく、最後まで理解して読んでくれた、あなたの人生が少しでも豊かになるようにと願い、何時間もかけて書きました。
数分でいいので、あなたの人生の時間を、私の記事に、少しだけお時間を貸してくれませんか?
最後までご覧いただけると、幸いです。
概算ですが、これだけの奨学金を借りてきました。
鍼灸学生時代(3年間) | 第2種奨学生 | 約400万+利子 |
柔整・AT学生時代(3年間) | 第1・2種奨学生 | 約500万+利子 |

奨学金は金利が安いから借りられるだけ借りて、授業料は全て奨学金でまかなえば良い!
当時、20代前後の私はお金に対する知識がなく、なんて軽率な考えをしてしまったのだろう。。。と日々思います。
その結果、約1,000万の借金返済に追われる人生になるのですから。
小学生〜21歳まで期間、私は勉強に全く興味がなく、疎かにしてきました。当然、鍼灸学生時代は、勉強のやり方さえ知らないので、留年する一歩手前でした。笑
しかし、21歳から現在、勉強が楽しくてしょうがないのです。→遅い
医療に対する勉強・お金に対する勉強・英語に対する勉強など、ここ数年、勉強に対する自己投資に力を入れています。
借金を背負いながら、いろんな知識を身につけた「今」だからこそ言える事があります。
それを、これから奨学金を借りよとしている方にとって、最良の選択肢への手助けになれば幸いです。
目次
この記事で伝えたいこと。
奨学金は、立派な借金という認識を持つこと。
タイトル通りです。奨学金という名前に騙されないでください。
「奨学とは、学問を奨励すること」
※奨励:よいこととして、それをするように人々にすすめること。
こんな風に言われたら、全然悪いイメージないですよね?笑
でも、これは立派な「借金」です。
20歳前後の方には、イメージが付きにくいかも知れませんが、奨学金があることで、今後の人生に大きな弊害が付きまといます。
代表例でいえば、結婚だと思います。
もし、読者のあなたに、とても大切に思う、一人娘がいるとしましょう。親であれば、娘にとって幸せな人生を歩んで欲しいと思うでしょう。
その大切な娘がある日。

お父さん、お母さん。
二人に会って、欲しい人がいるの。
その人と、結婚を考えているの。
大切な娘が、ついに結婚するとなると、ご両親も嬉しいですよね。

その方は、どんな人なの?

自営業・会社員(安月給)で、奨学金1,000万抱えてる人だけど、とても良い人よ。
こんな言い方は、まずしないと思いますが、端的に言うと、こうなります。
自営業=不安定、奨学金=借金
残念ですが、これが世間のイメージです。現実です。
いくら良い人であっても、その人に大切な娘をまかせられませんよね?
これが今の私に課せられた、レッテルです。
こんなレッテル欲しいですか?笑
こんなレッテルが欲しくない方は、ここから記述することを参考にして、必要最低限の奨学金を計算してください。
必要額を計算して借りること。
ここからお金を借りる際に、必要な簡単な計算をしておきましょう。

うわぁーーーー!!!
お金の話は、苦手じゃー!!!

とても簡単な計算だから、心配ご無用!
足し算と引き算して、自分に必要な奨学金を計算しよう!
毎月の支出を考えよう
設定:実家通いの専門学生
一年間の授業料が130万円だとしましょう。
130万を12ヶ月で割ると、ひつ月にかかる授業料が、10万8千円となります。当然、授業料だけでなく、交通費・娯楽費などたくさんの費用がかかります。
※下宿先が必要な方は家賃が必要になります。
授業料 | 10.8万 |
交通費 | 1万 |
娯楽費 | 2万 |
通信費 | 0.8万 |
その他 | |
合計 | 14.6万 |
実家通いの専門学生での、概算ですが、ひと月にかかる支出を出してみました。普通に学校に、通うだけでも、最低でもこれくらいのお金がかかることを、まず理解しましょう。

毎月必要なお金を書き出して、足し算するだけ!
小学生でもできます。
これでも「わからない!ついていけない!」という人は、「お金の話から逃げる人」です。笑
こんな簡単な計算できない人が、自営業するなんてありえないでしょ。
下宿の方は、ここに家賃・食費・光熱費・電気代など、さらに支出が増えます。
未だに、通信費8,000円払っている方がいたら言いたいことがあります。
格安SIMに変えましょう。私は、現在月額約1,000円です。笑
通信費(固定費)を下げることで、お金の余裕がうまれる=心に余裕ができるです。
皆さんは毎月どの程度の固定費が発生しているか、大体でもいいので、把握していますか?
=私の場合=
奨学金 4万
家賃 3万(実家に感謝)
通信費 1200円
ガソリン代 3000円
車の保険 3000円
合計:77,200円(固定費)+2-3万(雑費)
つまり、私の場合は毎月、財布から出るお金は、10万円です。
仮に収入が、20万だとしても、10万円の余りがでます。
このように、固定費を数字化することで、自分が一体何にいくら使っているのかが、把握することができます。
ここから解説する収支の計算(キャッシュ・フロー表)は、家計管理にも使えますので、ぜひ参考にして下さい。
毎月の収入を考えよう
下記の設定で、アルバイトをするとしましょう。
時給950円×4時間=3,800円×平日3日=11,400円×4週=45,600円
時給950円×8時間=日曜日のみ=7,600円×4週=30,400円
合計で、ひと月の収入が76,000円です。
現実的な数字を出してみました。もちろん、勉強や娯楽に差し支えのない程度に、バイトも頑張りましょう。
収支を考え、必要な奨学金を計算しよう。
収支:収入から、支出を差し引いた残り(残ったお金)を言います
収入 | 7.6万 |
支出 | 14.6万 |
収支 | −7万 |

アルバイトで稼いだお金から、毎月使うお金を引いたのが、収支です!
ここでの、設定だと、アルバイトを頑張っても、払うお金の方が大きいので、毎月がマイナス(赤字)になります。
ここで、奨学金の出番になります。
毎月7万円のマイナスがあるので、それを奨学金で補って行きます。

リンクを添付しておきます。
今回の設定の、実家通いの専門学校(私立)だと、奨学金第1種が限度額5.3万円が借りられます。(審査あり)
もし、第1種奨学金を借りることができた程で、再度計算してみましょう!
収入 | 7.6万 |
支出 | 14.6万 |
収支 | −7万 |
奨学金 | 5.3万 |
合計 | -1.7万 |

奨学金を借りることで、赤字が−1.7万まで減りました!
1.7万を補おうと、思えば土曜日だけだったアルバイトを、日曜日もバイトすればまかなえると思います。こうすることで、必要最低限の奨学金で学生生活を送ることができます。
もちろん、バイトが全てではないと思います。
その年齢でしたできない経験もたくさんあると思います。残りの1.7万のためにバイトを増やしたくないと、思う方は、第2種奨学金も借りれば良いですが、第2種奨学金では、利息が発生することを、忘れないでください。
あとは、両親にお金を借りる選択肢もあります。(利子の交渉は「あなた」次第!笑)
両親への感謝を忘れない
実家通いを検討の方へ
上記の計算式は、実家通いの例なので、家賃・食費・光熱費・電気代を考慮していません。
実家で両親に養ってもらっているから、必要最低限の奨学金で学校に通えていることを忘れないでください。
仕送りを検討している方へ
親元を離れ、仕送りをもらいながら学校に通うことを検討している方は、ご両親の仕送りがなければ、多額の奨学金を借りることになるか、アルバイトをもっと頑張る必要があります。その事を、忘れないでください。
両親が学費を全て出してくれる方へ
正直、とても羨ましいです。笑
言うまでもなく、心から両親に感謝してくださいね。
最後に
いかがだったでしょうか。こんな具体的に、計算したことがありますか?
奨学金で全てを、まかなうと本当に大変です。なので、必要最低限の奨学金で納めて欲しいという気持ちを込めて、書きました。
この記事を読んだ、「あなた」によって、後悔しない選択肢の手助けになれば幸いです。
今回の収支の計算(キャッシュ・フロー表)などは、私がファイナンシャル・プランナー(FP)に興味があり、独学で勉強したものです。実際のFPさんからすれば、大したことのないものですが、知っていて損はない知識です。

お金について、詳しくなりたいけど、FPなんて難しいそうじゃの。。。
月々の携帯代も安くしたいし、生活の固定費などを見直したいのー。
そう思うは、FPとは違いますが、オススメの本があります。

この本は、YouTuber(登録者数約40万人)でもある「両学長」が「お金の教養」をわかりやすく教えてくれます。
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・アマゾンでは既にベストセラー入り
・楽天では、今年の上半期で1位売れ筋本です。
※発売日は、6/19なのに、この成績は凄すぎる。笑
人生を豊かにする「お金の知識」詰まっています。もちろん、私も購読者で日々勉強しています!
追記
これから、資格取得・専門職につこうと検討の方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
【目的を明確にして、資格を取ろう】
・なぜ?その資格があなたに必要か説明できますか?
・どこで働くか・何がしたいか具体的にありますか?
・そこでの貰ったお給料で暮らせそうですか?
上の質問を、高校の先生・志望校の先生がしてくれますか?
5分あれば読めます。

最後まで、ご覧いただきありがとうございましたー!
最近雨すごいけど、明日も新聞配達頑張ります!