奨学金の手続きをしていて、こう思ったことはないでしょうか?
返還方式を選ぶ?
定額方式?所得連動、、、?利率固定?利率見直し?


何のことか、さっぱりわからない。。。
利率固定と利率見直し?どっちが良いの?
なんか、利率見直しって、株みたいで怖いな、、、。

私も同じです。笑
一緒に勉強していきましょう!!!
・返還方式について知れる
・自分にあった返還方式の選択ができる

まずは、ざっくりとした全体像を理解していきましょう!
目次
返還方式について
第一種の返還方式
定額方式:毎月一定額を返還する
→借りた奨学金の金額によって、毎月の返還額と返還回数が決まります。
所得連動返還方式:前年の所得に応じて返す額が決まる。
→収入が減った時は、その収入に応じて毎月の返済額を少なく設定できる。
第二種の返還方式
定額方式:毎月一定額を返還する
→借りた奨学金の金額によって、毎月の返還額と返還回数が決まります。

第二種は、定額方式のみです!
第二種では、定額方式から、「利率固定方式」か「利率見直し方式」を選ぶ必要があります。

ついに、一番ややこしいのきた、、、。

要点を抑えたら、全然ややこしくないですよ!
利率固定方式
利率固定方式 :貸与終了時の決定利率を返済完了まで適用する
→毎月の返還額が変わることはありません。
利率見直し方式
利率見直し方式:返済期間中のおおむね、5年ごとに利率を見直す
→利率によって、毎月の返還額が多くなったり、少なくなったりします。
奨学金申請時の、どちらかを決めなくてはなりませんが、奨学金の貸与終了の一定期間前であれば変更可能です。

利率に関しては、日本学生支援機構のリンクを貼っておりますので、ご確認ください!
第二種での「利率固定式」と「利率見直し」どちらを選べば良いのか?

「利率固定式」と「利率見直し式」の意味は
わかったけど、自分にはどっちが良いのだろう?

次に、それぞれの返還方式に、向いている人を解説していきます!

大まかにいうと、進学後の、「職種次第」ですね!
私は、利率固定式を選び、当時の利率は0.8%です。
今は、利率固定でも0.2%前後なので、さらに利率が下がっています!

返還方式の変更について

大学にも入学してないし、就職先もわからないのに、決めるの難しいなぁ、、。

大学卒業前、専門学校卒業前に、就職が決まってからのタイミングでも変更できます!
言葉が悪いですが、とりあえず、どちらかを選んで、申し込みしましょう。前述の通り、就職が決まってからでも、変更は可能です。
くれぐれも、返還方式の変更を忘れないように注意してください。
返還方式の変更時期は、毎年少しずつずれているようです。なので、大学4年生の時に、通われている大学の奨学金窓口に確認するのが、一番安全だと思います。
第一種であれば、とりあえず「定額方式」に。
第一種には、「定額返還方式」「所得連動返還方式」の二つから選ぶことができます。

所得連動返還方式は、社会人になって返す時の、「前年の所得に応じて毎月の返還額が変わる」のがポイントです。
つまり、収入が減った場合は、毎月の返還額を少なくすることができるので、無理なく返すことができます。デメリットとしては、毎年月々の返還額が変更されるので、返還期間も変わってきます。なので、収入が少ないと返還期間も長くなります。
第一種の返還方式の選択は、申し込み時に決めますが、貸与中であれば、変更可能です。
ー重要ー
貸与後には、「定額方式」から「所得変動返還方式」への変更は可能。
所得連動方式から定額方式に変更することはできません。

なので、迷ったらとりあえず、「定額方式」を選ぶのが無難と思われます。
理由は、奨学金返済が始まる社会人になってからでも、「返還するのが厳しいな」と感じたら、定額方式から、所得連動返還方式に変更できるからです。
まとめ

ざっくりまとめて、いうと、、。
最終判断は、就職決まってから職種で判断すれば良い!!!
参考書籍
今回は、竹下さくら先生の「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本を要約して、解説していきました。今回、解説したのはこの本に書かれていることのごく一部です。
もっと奨学金制度について、知りたい方はぜひ、読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございましたー!
下記に奨学金の関連記事を載せてますので、ぜひ参考にしてください!